目の病気と治療

レーシック

Lasik

【レーシックを中止しております】

レーシックのレーザーを動かすネオンガスの供給が、ウクライナ戦争により不安定になっており、現在、入手できない状況です。しばらくレーシックを中止します。再開の見込みがつき次第、お知らせしたいと思います。

レーシックとは?

角膜をエキシマレーザーで削り、角膜の形状を変化させることによって近視・遠視・乱視を矯正する屈折矯正手術です。フラップとよばれるフタを角膜の表面に作るので、削ったキズを保護することができます。そのため、痛みが少なく、視力の回復が早いのが特徴です。

レーシックには色んな種類があります。従来のレーシック(スタンダード、コンベンショナル)は近視・遠視・乱視しか矯正できませんでしたが、進歩したレーシック(カスタム、ウェーブフロント)では、目の歪みまで矯正することができ、術後の見え方の質が向上しています。当院ではカスタムレーシックの最高峰であるiLASIKを導入しています。

手術方法

フラップの作り方には、従来のケラトームと新しいフェムトセカンドレーザーの2つがあります。ケラトームはカンナで削るように刃物で切るのに対して、フェムトセカンドレーザーは人間の手では不可能な、3次元的デザインで切開できます。重要な違いはフラップエッジで、術後のズレに対する強度が5倍強くなります。当院では最高峰のフェムトセカンドレーザーであるiFSを導入しています。

  • 【ケラトーム】
    エッジが鈍角のため、ズレに弱い
  • 【iFS】
    エッジが鋭角のため、強度が5倍

もっと詳しくレーシックを知りたい方は、iLASIK公式サイトをご覧ください。

iLASIK(アイレーシック)

Johnson&Johnson社のiDesign・iFS・VISX S4IRの3つの器械を組み合わせたレーシックのみ、iLASIKと呼びます。その安全性と見え方の質の高さから、アメリカではパイロット、宇宙飛行士がうけられる唯一のレーシックとして承認されています。角膜は削れば、理論的には必ず見え方の質が低下します。例えば、夜の光のにじみ(ハロー・グレア)が生じますが、iLASIKでは従来のレーシックと比べ、光のにじみを軽減しています。


  • 【正常】

  • 【ハロー・グレア】

手術方法

1目を解析する iDesign(波面収差測定)

天体望遠鏡の技術である、Wave-front(波面収差)テクノロジーを応用して、低次収差(近視・遠視・乱視)と高次収差(微細な光の歪み)を精密に解析します。お一人お一人ごとに最適な治療プログラムを作成できます。

2フラップをつくる iFS(フェムトセカンドレーザー)

フラップの直径、深度、端部角度、形状をミクロン単位でコンピューター制御でき、安全かつ理想的なフラップを作成できます。

3角膜をけずる VISX S4IR(エキシマレーザー)

STAR S4 IRは、iDesignで作成した治療プログラム通りに、精密にレーザー照射を行い、角膜を切除します。手術中の目の動きを自動で追跡する「3Dアクティブトラッキング」、瞳孔の大きさの変化や目の回転を補正する「虹彩紋理認識システム」など、さまざまな最先端技術が搭載されています。

もっと詳しくレーシックを知りたい方は、iLASIK公式サイトをご覧ください。

費用

iLASIK【両眼】49.8万円

※費用は税込表示です。